こんにちは、縁結びメンターMISAKIです。
前回の記事の結びで、「恋愛がめんどくさいから、結婚相談所に入ったのに・・・!」という男性たちのことを書きました。
そう、男性は恋愛がめんどくさい人は一定数います。
そのことについて面白い考察を見つけました。
結婚向きは「女性っぽい男性」
ワイングラスのむこう側 【 特別企画】Q.好きな人と週1で寝てるのに付き合ってくれないのですが…【林伸次の回答】
bar bossaのマスター・林さんの人気連載です。
バーという場所で多くの男女を見てきた林さんならではの考察が毎回面白いこの連載ですが。
今回注目したいのは「恋愛がめんどくさい男性」についてです。
結婚向きなのは女性っぽい男性
記事を少し見てみましょう。
男性っぽい男性から、女性っぽい男性。そして、男性っぽい女性から、女性っぽい女性。という風に、性にはグラデーションがあります。そのなかで、男性っぽい男性はたくさんの女性とセックスをしたくて、「恋愛感情」というのをあまり持ちません。
ワイングラスのむこう側 【 特別企画】Q.好きな人と週1で寝てるのに付き合ってくれないのですが…【林伸次の回答】
これはよくわかります。
いわゆる、種を多くばらまきたい男性の本能ってやつですね。
このタイプの男性はいわゆるプレイボーイだったり、あるいはなぜか女放っておいても女性が寄ってきたりします。
傍から見ていてもわかりやすいので、結婚相手としては不向きであることは明らかです。
結婚したい女性は、女性の方でこういうタイプを避ける必要がありますし、それは意志があればできることですが。
女性っぽい女性は1人の男性とだけセックスをして、恋愛感情や心の結びつきのようなものをとても大切にします。女性っぽい男性は恋愛や心の結びつきを大切にして、1人の相手とセックスをします。男性っぽい女性で恋愛は好きでも、結構、同時進行で複数の男性とセックスできる女性っています。
ワイングラスのむこう側 【 特別企画】Q.好きな人と週1で寝てるのに付き合ってくれないのですが…【林伸次の回答】
多くの男性が恋愛を面倒くさいと思っている
これも聞いた時びっくりしたのですが、多くの男性が恋愛を面倒くさいと思っています。彼女が誕生日に特別なプレゼントを欲しいって言うから用意しているだけであって、心の底からお祝いしたいと思っている男性の話はあまり聞きません。
もちろん相手のことを「可愛い」とか「良い女だな」とか「好きだな」とはすごく感じていますが、ハンバーグが好きとか、白いシャツが好きとかと同じ好きです。恋愛のあの切なくなるため息が出てしまう好きではありません。いくらハンバーグが好きだったとしても、ハンバーグを考えて切なくなったりしないですよね。
ワイングラスのむこう側 【 特別企画】Q.好きな人と週1で寝てるのに付き合ってくれないのですが…【林伸次の回答】
これ、結構な数の女子にとって驚愕なのでは?
・・・・・・。
いや、もちろん男性全員がそうではありません。
「女性っぽい男性」は彼女を喜ばせたいとちゃんと思ってます。
でも、恋愛が面倒くさい男性は確実にいるんです。
恋愛もセックスも面倒な男性もいる!?
ここまでで、男性らしい男性は恋愛が面倒くさいらしいことはわかりました。
が、さらに問題が。
バラ撒き型の男性でもなく、女性脳で恋愛できるタイプでもない男性も存在します。
これはいわゆる「草食男子」。
一見ナイーブで女性脳のように見えますが、実際は恋愛は面倒だし、バラ撒き型のようにひたすらセックスに貪欲でもありません。
それどころか、リアルなセックスは恋愛同様に面倒くさいと思っているので、セフレを作ったりもしません。
仮にこのタイプを「中性」と名付けましょう。
世の中には「男性」「女性」だけでなく、「中性」もたくさんいるのです。
多様なジェンダーが顕在化した世界
おそらく、これはずっと昔からそうなのでしょう。
こういう中性タイプは、もし宗教家だったら煩悩が少なくて修行に向いているでしょうから、お坊さんなどはそうだったのかもしれません。
また、そもそも家督を継ぐ男子以外は未婚も珍しくなかったはずです。
ところが、近現代の日本は「男性らしさ」や「女性らしさ」を中途半端に欧米から輸入してしまった結果、
「男性は(例え女に興味がなくても)結婚して家庭を守るべき」
「女性は(どんなに一人の方が気楽でも)結婚してこを産み育てるべき」
というような、妙な価値観が定着してしまいました。
世間は「男性」「女性」の二極化し、当てはまらない中性の存在は無かったことにされました。
結果としてお見合いのようなシステムが発達し、ほとんどの人が結婚できていたのが今の60代以上の世代でしょう。
今は昔に比べると女性もセックスについて自由に話せるようになりました。女性雑誌で特集が組まれているのもよく見ますよね。
さらに最近は若い人たちが「付き合う」「恋人として束縛される」のを面倒に感じるようになってきていて、「セックスだけを楽しむ」のが可能な関係として、「セックスフレンド」という言葉や概念が生まれたんだと思います。
ところが、近年は女性も性にオープンになることが昔より認められるようになりました。
LGBTムーブメントの影響もあるでしょう。
セフレという言葉を女性が使うことも増え、「男性っぽい女性」が声を上げられるようになりました。
と同時に、どちらでもない「中性」も、ひっそりと確実に目に見えるようになってきました。
多様なジェンダーが顕在化するのは、それ自体は良いことです。
ただ、問題が一つ。
恋愛もセックスも面倒な「中性」も、結婚したい人はいる
では「中性」は結婚願望がないか?というと、そうでもありません。
日本において結婚はシステム。
既婚の方が利益を得られる社会的状況も多く、家督を継ぐという考え方が色濃く残る地方もあります。
そういう人は、結婚相談所で相手を見つけようとすることがよくあります。
結婚相談所とは、結婚したい人が入会するところです。
結婚したい意思が明確なら、相談所は良いツールです。
ですが。
結婚したい理由は、人によってまちまちです。
もしあなたが、結婚するなら相手と恋愛してからにしたいなら、結婚相談所は最良のツールとは言えません。
現場からは以上です。
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