こんにちは、縁結びメンターMISAKIです。
お見合いや婚活パーティー後、マッチングまでこぎつけたカップルにとって、第一の難所になるのが初デートの場所選びです。
初デートは食事が良いとされています。
問題は、食事の店選びです。
この場合暗黙の了解として、男性がお店を決めることになるケースがほとんどです。
ところがこの店選びの段階で、女性が男性にガッカリしてしまうことがよくあります。
男性もそれを良く知っているので、どうしても失敗したくない。
その気持ちが強すぎて、お店をなかなか決められないなど、少し空回りしてしまう男性もいます。
女性から見るともどかしい、男性のそんな行動の裏側には、どんな心理があるのでしょうか?
女子ウケのいいお店がわからない
婚活男性にとって、どんなお店なら女子ウケがいいのか判断するのはとても難しい。
なぜなら、ほとんどの婚活男性は女性経験が少ないため、女子ウケというアンテナが使い物になりません。
なにをもって女子ウケなのか?
女子が言うおしゃれな雰囲気ってどんなものなのか?
それをどうやって調べたらいいのか?
そもそも好き嫌いはないのか?
もう、頭の中はもはやパニックです。
考えれば考えるほど、調べれば調べるほど、最適解が何なのかわからなくなります。
調べようにも、男性同士では食べログすらろくに使ったことがないことも珍しくないので、ツールを使いこなすこともできません。
良かれと思って選んだ店が地雷だったらどうしよう?
自分のセンスは男社会の感覚で信用できないし…。
…。
これはもう、訊いた方が間違いないにちがいない…!
というわけで、考えた結果「女性に訊くのが一番」という結論に達することも多いのです。
もし相手の男性があなたの要望ばかり訊いて、一向にお店の提案がないという場合。
それは最悪のケースを回避したいという男性の防衛本能です。
リードしたくても出来ない苦肉の策として、 あなたに嫌われたくないから、あなたの希望を訊くのです。
決して店選びを女性に丸投げしようとしているわけではありません。
嫌われたくないから、人に合わせた方がいいと思っている
こういう男性は、基本的はとても優しいです。
自分の希望を通すことはほとんどないでしょう。
でも、もちろん希望が全くないわけではないのです。
ただ、受け入れられると思っていません。
婚活男性はとても不器用です。
仕事に打ち込んできて、女性とのコミュニケーション力が落ちてしまっているようなタイプが多いので、いざ女性と話そうとすると、なかなかうまく話せません。
また、過去に女性とうまくいかなかった出来事がトラウマになっていることもあるでしょう。
対女性に対しての自信が極端にないので、とにかく女性の要望を受け入れようとします。
このような形では、本来の健全なコミュニケーションとは言えません。
信頼関係は相互に働きかけて作るもので、どちらか一方の言いなりになっても築けません。
ただ、こうなってしまうのは男性だけが原因ではありません。
あまりにも女性が男性のお店選びに厳しいジャッジをする傾向があることも、男性を臆病にさせる要因の一つです。
では、どうしたらより良い初デートを迎えられるのでしょう?
初デートは「リードされ上手」な女性になること
不器用で、女子ウケがわからない男性にとって、大したヒントもない状態で初デートの店を決めるのは至難の業です。
そこそこでぜひあなたにして欲しいことがあります。
ぜひあなたの方から、自分の好みを交えつつ、男性の食の好みを訊いてあげてください。
「私は和食が好きで、脂っこいものが苦手なんですが、〇〇さんはどんなものがお好きですか?」
このような質問をしてあげることで、男性は格段に答えやすくなります。
好みを交えることで、店選びのヒントを与えることもできます。
男性のリードを望む女性の気持ちはわかりますが、リード上手な男性は婚活市場にいません。
かといって女性の方が店を決めるのは何となく抵抗がある…という気持ちもわかります。
でも、それなら「リードされ上手」になればいいのです。
ヒントを与えて、選びやすくしてあげましょう。
きっと男性は頑張ってそこから探すので、あまり的外れなこともないでしょう。
そしてデート当日はそのチョイスを褒めてあげましょう。
「喜んでもらえた」という成功体験は男性を成長させます。
これを繰り返せば、あなたが望む「リードする男性」を育てることができるのです。
結婚に必要なのは「店選びスキル」より「聞く耳がある」ということ
それでも、お店選びのセンスのなさにガッカリする婚活女性は後を絶ちません。
実際筆者が聞いたことがある「初デートで最悪だったお店」は、
- コーヒー1杯¥200~¥300のコーヒーチェーン店
- コンビニのイートインコーナー
- そもそも待ち合わせしか決めておらず、お店探しに難航
- オシャレじゃない居酒屋
女性の立場からすれば1,2は論外。
ただ、3、4は案外やってしまいそうなケースです。
これをやってしまう男性に共通しているのは、女性の好みを一切訊こうとしていないということ。
悪気はないのですが、自分がいいから相手も平気だろうと思い込んで選んでいるのです。
このタイプは結婚にも不向きです。
なぜなら、相手の気持ちを汲み取ろうとしないからです。
(そんなつもりはないという男性がいたら、そう思われても仕方ない態度なので、すぐ直しましょう)
聞く耳を持たない男性との生活は、結婚後も苦労が絶えないでしょう。
それに比べれば、女性の好みを聞こうとする男性は、とても結婚向きと言えます。
結婚に必要なのは店選びスキルではなく、相手の意見に耳を傾けることができる傾聴スキルです。
初デートの店選びの時点でその資質がわかると思えば、「リードされたい」なんて些細なことだと思いまんか?
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