婚活成功のために必要なマーケティング思考とは

こんにちは、縁結びメンターMISAKIです。

婚活中の方にお話を聞く機会は多いのですが、考え方と行動が一致していなかったり、価値観と婚活方法が合っていなかったり、そもそも考え方に矛盾があったりする方をよく見かけます。

こういう方に共通して不足しているのは、婚活はマーケティングであるという思考です。

自分の事をよく知ることは、婚活成功の必須条件。婚活とは自分という商品のマーケティングなので、ビジネスのスタートアップと必要な手順は全く同じ。「自分が商品なんて考え方がイヤ」という人は、婚活は成功しないので諦めましょう。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

では、そもそもマーケティングとは何なのか？
あなたのやっている行動は、一体何が的外れなのでしょう？

婚活成功のためのマーケティング①　自分のリソースを冷静に把握する

婚活成功のためには、まずはじめに自分のリソースを徹底的に棚卸すること。人と違うところは、全てリソースになりうる。よく「私は普通すぎて、特に取り柄や個性はなくて…」という人がいますが、あらゆる事柄が平均値ど真ん中の人なんてまずいません。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

マーケティングの手順として、リソースの把握は必須です。
リソースとは資源や資産のことですが、この場合「強み」「特性」と言い換えてもいいでしょう。

婚活の場合、自分の個性や長所がこれに当たります。
ところが、婚活中の方の多くは自分に自信がないため、リソースを把握しようとしても何も出てこないケースが見られます。

ここで大事なのは、個性や長所がない人はいないということです。
ご自身を「普通」「平凡」という方がいますが、それはあくまであなたの周りの狭い世界の中でそうだというだけなのです。

つまり、「普通で個性がない」というのは単なる思い込み。例えば「短大卒、事務系OL」というスペックを普通だと思う女性は多いのですが、男性だらけのコミュニティに行けばすごく希少価値があります。このような「平凡で普通」なら、むしろ婚活市場では強みです。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

まずは自分自身の思い込みを一旦外して、個性や長所を冷静に洗い出すこと。
「事務しかできないOL」なら、多分整理整頓が得意だったり、コツコツとした作業を続けられるという長所を持っている可能性が高いです。

これを「誰でも出来る」とあなたは思っているかもしれませんが、そんなことはありません。
筆者はオフィス勤務時代、こんな経験があります。

私がいた部署は食品を扱っていたので、サンプルとしてお菓子などが配られることが多かったのですが、季節によってホールケーキがドン！と届くようなこともありました。
これは当然切り分けなければならず、作業がめんどくさい。
女性アシスタントも多かったのですが、みんな忙しいタイミングで誰もやろうとしません。
仕方なくケーキ担当の男性社員が私の横のサイドデスクで切り始めたのですが…

そこそこお高いケーキが、みるみるに残骸になっていくのです(笑)
切り方ひとつでケーキってぐちゃぐちゃになるんです。
見ていられなくて途中で私が代わったのですが、何が言いたいかおわかりですよね？
ケーキ一つ切り分けられない人もたくさんいるのです。
もしあなたが美しくケーキを等分に切り分けられるなら、それも立派な長所になります。

これはコピーを取るとか、ファイリングをするとか、そういうことでも全く同じです。
男性社員に任せておくと、資料のコピー＆ホチキス止めすら出来ないとか、ファイリングがグチャグチャで必要な資料がすぐ出てこないとか、そんなことは普通に起こります。
あなたが誰にでもできると思っているその仕事は、実はあなたじゃないと出来ないことかもしれません。

そこを冷静に見定めて、あなたのリソースを把握してみてください。

婚活成功のためのマーケティング②　欲望の洗い出し

リソースを把握したら、次は自分の欲望や人生の目標を洗い出してください。
何をしたいのか、どんな人生を送りたいのか。
どこに住んで、どんな生活で、どんなライフスタイルを望んでるのか。
徹底的にこれを書き出してみましょう。

自分を徹底的に棚卸したら、今度は自分の欲望や目的の洗い出しを。どんな人生を送りたいのか、どんな人と結婚すればそれが叶うのか。「お金持ちになりたい」だけじゃなくて「世界中を旅行して色々この目で見てみたい、だからそのお金が欲しい」というように、理由や動機をどんどん書き出すといい。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

人生の目的や欲望は、どんな人と結婚したいのか？という相手像に繋がっていく。高所得の男性と結婚しても、その男性がひたすら貯蓄が趣味だとしたら、旅行すら連れて行ってもらえないかもしれない。だからこそ、細かな動機まで欲望を掘り下げることが大事。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

「世界中を旅して色々自分の目で見たい」という欲望が強いなら、世界旅行のために二人で協力して所得を増やせるような相手を探せばいい。ただお金持ちならいいわけじゃない。そこがマーケティングと婚活が同じということ。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

コツは漠然と書き出すのではなく、「なぜ？」「どうして？」まで追求して書くこと。
そうすることで、自分の本音に気づきやすくなります。
例えば「お金持ちになりたい」だけでは不明確で、「世界を旅したいからお金が要る、その為に共働きでも構わない」まで掘り下げましょう。
そうすることで「お金持ちと結婚したい」ではなく「お金を一緒に生み出して、それを旅行資金にしてくれる人と結婚したい」に変わります。

欲求は生きる原動力になるものです。
それを明らかにするのは、わがままでも自分勝手でもありません。
誰に見せるものでもないのですから、ここは欲望の限りを徹底的に書き出していきましょう。

婚活成功のためには、まず自分自身を把握すること

リソースの棚卸や欲望の洗い出しは、かなりキツイ作業です。
時間も掛かるし、面倒くさい。
欲望の洗い出しは、やっているうちに自分の本音に気づいてウンザリする場合もあるでしょう。

でも、この作業は人生を考える上で非常に大切です。

自分の人生について真剣に考えられない人は、婚活もうまくいかない。自分を見つめることは結構痛いことでもあるけど、その過程がなければいい相手に巡り会うことはできない。これは婚活だけではなく、恋人でも友達でもビジネスでも全く同じ。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

自分の人生を生きられるのは、自分だけ。だから、なんでも他人のせいにするような人は、死ぬまで自分らしく生きることが出来ない。全て自分で引き受ける勇気がなければ、いつまでも良い出会いは訪れない。痛い事実ですが、あらゆることは殆ど自分のせいです。

— 山内三咲 (@misakinha) 2019年2月25日

一度じっくり自分と向き合うことができなければ、納得のいく人生を送ることはできません。
もちろん、良い人に出会うことも難しい。
あなたの人生は、あなたしか生きられません。
そのためには、まず自分自身をよく把握して、一旦受け入れること。
そこが婚活のスタートラインになるのです。